代表者プロフィール

事業の目的の再確認と共有化を支援し、働き甲斐のある職場づくりを実現する。

<保有資格>
◆特定社会保険労務士
◆キャリアコンサルタント(国家資格)
◆産業カウンセラー
◆生産性賃金管理士
◆2級キャリア・コンサルティング技能士
◆日商簿記1級
◆ラジオ体操指導員

※「特定社会保険労務士」とは、社会保険労務士の中でもさらに「紛争解決手続代理業務試験」
 に合格した、厚生労働大臣認定の労働問題のエキスパートです。
※「キャリアコンサルタント」とは、労働者に対して職業選択や能力開発に関する相談・助言を
 行う、職業能力開発促進法に基づく国家資格です。

もう安心してください。必ず私が駆けつけます!

メッセージ

◆立川商工会議所主催のセミナーで講師を務める志賀代表

◆当事務所代表・志賀直樹のコラムが労働新聞に掲載されました

「働きがいのある職場づくり」への思い
~当事務所代表・志賀直樹インタビュー~

※このインタビューは 2016 年 10 月 26 日(水)に行われたものです。

まず、事務所のご紹介をお願いします。
 社会保険の手続きや労務相談などの基本的な業務はもちろん行いますが、当事務所の特色としては、組織活性化コンサルティングがあります。
 「会社は、経営者と従業員が心を一つにして一致団結してこそ発展する」という信念を持っていますが、実践できている会社はそう多くはありません。実はこれが、労使間のコミュニケーションのズレや、労務トラブルにもつながってくる根本の原因とも言えるのです。
 顧問社労士として、経営者との継続的な関わりの中で、経営者と従業員さんとの橋渡し役となって、両者のベクトルが合った状態を作っていきたいというのが、社労士になった理由でもあります。
その実現のためにはどのようにして行けば良いのでしょうか?
 考えに考え抜いてたどり着いた答えが、「目的」です。会社の目的は何なのかをまず明確にすること、それを経営者と従業員が共有すること、これが必要です。
 組織活性化と一言で言ってしまえば簡単ですが、具体的に何をやるかと聞かれますと非常に難しいです。例えば、「就業規則を作成する」という業務でしたら、成果物が明確ですから分かりやすいでしょう。ところが、気持ちを一つにする、あるいは、一つになったかどうか、というのは目に見えません。

 まずは、社会に提供している役割の本質を明確化するところから始めます。そのためには社長の話をよく聴くことです。雑談から始まって、月々の定期訪問の中で信頼関係を構築して、徐々にやっていくことだと思うのです。
 それをできるのが顧問社労士です。例えば、人事コンサルタント、組織活性化コンサルタントとして、「6ヶ月契約、100万円で取り組みます」と言ってもこれはなかなか難しい。そんな短期間で答えが出るものではありませんから。ですが、顧問社労士であれば継続的に関わる中で、企業の「人」の部分について、突っ込んだ部分についても、本音を話し合っていく関係にあるので、それが可能なのです。
 日常的には、社会保険の手続きであったり、労務相談であったり、あるいは社長の色々な悩みを聴いて信頼関係を深めていく中で、徐々に徐々に「社長の思いって何だろう?」、「創業の本当の理由は何だったのだろう?」、「どういう価値を今、提供しているんだろう?」ということを把握させていただいて、「御社の『目的』ってこういうことではありませんか」ということを固めていくアプローチです。
 「社員にこうしてもらいたい」という前に、「社長は、本当はどうしたかったのか?」を整理する必要があるのです。まずは、そこがスタートです。
その後、社員の方との共有作業が始まっていくのですか?

従業員さんの思いもしっかり聴いたうえで目的に向けて足並みを揃えていきます。

 はい。社長には、「ベクトル合わせが大事ですよ」とお話しします。「経営者の思いと社員の思いは、同じ方向を向いていかないといけませんよね」と。
 そもそも、ベクトルがどちらの方向を向いているか分からないと社員も合わせようがありませんから、先程話した「目的は何か」をまず明確にして、共有していくことになります。しかしながら、それで直ちにみんなの足並みが揃うかというと、そう簡単にはいきません。従業員さん一人ひとりにも思いがあるからです。それぞれ人生の目的があり、希望があり、好き嫌いや、得意不得意もある。それを全く無視して、「社長がこう思っているから、皆そっちの方向を向いてください」と言ってもなかなかうまくいきません。

 ですから、従業員さんの思いもしっかりお聴きします。私は、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの資格も持っていますが、その勉強をしたのは社長の話を傾聴するのはもちろん、従業員さんの話を聴いていく上でも必要だと思ったからです。キャリアコンサルタントの知識や技術を生かして、従業員さんとの個人面談を頻繁に行っています。不平、不満、不安、希望、夢、疑問など色々と話してくれます。やっぱり上司や会社には言いにくいことってありますから、私のような外部の第三者が間に入ると色々と話してくれます。国家資格者ということと、守秘義務もあるので、そこは信用していただいています。場合によっては話しただけですっきりして、以前と見違えるようになる方もいます。社長からは、「志賀さん、あの社員は面談をした次の日からずいぶん一生懸命働くようになったよ」「何を話したの?」と言われますが、私はただ話を聴いていただけです。
 そのようなこともありますし、色々な社員の方の話を聴くと、それぞれの思いや、働く上で“心に刺さっているトゲ”のようなものが分かることがあるので、そのときには改善提案をしていきます。
 こういった細かいことも踏まえて、会社の目的を明確化し、共有し、少しずつ丁寧にベクトルを合わせる作業を行います。それが組織改善につながり、生産性も上がり、労務トラブルも無くなっていきます。
その他の業務についても、お聞かせいただけますでしょうか
 他には、あっせん代理、労働者派遣に関する手続き、社内セミナーなど色々と行っています。もうひとつ特徴的なところで言えば、社会保険や労務以外でも「人・職場に関することならどんな相談にも乗ります」ということを基本にしています。
 組織活性化ともつながる部分がありますが、経営者や従業員さんのことを理解し、両者の橋渡し役となり、互いに気持ちが通じあった「働きがいのある職場」を作ること。これが当事務所のゴールです。働きがいのある職場をどれだけ作れるかが勝負だと思っています。
 そのためには、まずコンプライアンスがあって、働きやすさがあります。そしてその次に、働きがいがあるのです。これは私のひとつの考え方なのですが、『コンプライアンスは働きやすさの前提であり、働きやすさは働きがいを担保する』のです。
 ともすると、残業代も払っていないのに朝礼などで経営理念を唱和する会社があるものです。「経営理念が全然従業員の心に刺さらない」と嘆いている社長さんがいますが、やはりその前にコンプライアンスが大事で、それを飛ばして経営理念の浸透は無理です。
 働きやすさについては、働きがいと混同している方もいらっしゃるのですが、これは違うもので、働きやすさは会社から与えられるものです。給料が良いとか、残業が無いとか、研修制度が充実しているという、会社から与えられる受け身の喜びで、ここをいくら充実させても本当のモチベーションにはつながりません。本当のモチベーションは働きがいであり、達成感・成長・自己実現を感じられたり、仕事そのものが面白かったり、感謝されることが嬉しかったり、社会貢献できていることが嬉しかったり、です。この域に行くと時間とか何とかはもはや関係ない領域に入っていますので、いかにここを実現していくかが肝になります。
社労士になろうと思われたきっかけは、どういうことからですか?

前職時代会社と労働者の気持ちが一つにならない状況を何とかしたかったのです。

 私は、人事や総務の経験は全く無くて、以前は企画営業をやっていました。最終的にはある会社の取締役営業部長を務めていました。業種柄、残業が多い会社でして、労務トラブルが多く、人の出入りも激しかったですね。自分自身は当たり前のように長時間残業をしていましたけれど、時代が変わって来て、退職者が出るたびに、「未払い賃金を払ってくれ」というようなトラブルが起きるようになっていました。私も会社側の代表として労働審判に出たり、労働組合との団体交渉に対応したりしていました。そのときに社労士や弁護士の方と一緒にやっていたのですが、「これはもう自分がやってしまった方が良いのではないか」と痛感したのです。
 「何故トラブルが絶えないのだろう」「全然気持ちが一つになってないのだろうな」という思いもありましたし、会社も、私も含めて無知だったのです。三六協定を出してなかったり、就業規則が未整備だったり、労働法令に疎い状況でした。それに加えて労働者側もわがままで、自分のことしか考えてないような部分もあり、これを何とかしたいという思いがあって、残りの人生、自分のライフワークにしようかと思い、資格を取ることにしました。
 仕事が忙しかったので予備校に通う時間も無く、夜、独学で猛勉強しました。本を買ってきて、隙間時間を見つけては勉強していました。
 合格してからは事務指定講習を終えてすぐ独立しました。ある年の9月30日に会社を退職して、翌日の10月1日に開業したのです。
やるべき事や方向性がしっかりと固まった中での開業だったのですね。
 やる事は固まっていたのですが、本当に何もない状態で無謀な開業をしまして、要するに「無い無いづくし」です。顧客がない、資金がない、実務経験がない、人脈がない、という四重苦でした。ただ、営業の仕事を長くやっていたので、営業にはちょっと自信がありまして、「何とかなるだろう」と思っているところもありました。ですが、やはり現実は厳しかったですね。
 最初は、自宅の子ども部屋の一角を事務所として開業しました。一室じゃなくて「一角」です。机1個を置いて、そこで開業したのです。最初の顧問先が決まるまで3ヶ月ぐらいかかり、当時はとても苦しかったですね。
 自宅で1年半やってから、立川の駅前のインキュベーションオフィスを借りて、そこでも1年半やって、今の事務所に移ってきました。
今後の事務所の方向性についてお聞かせいただけますか。
 今後も基本的な部分はぶれずに行こうと思います。働きがいのある職場づくりを実現することが、私たちが生み出す価値だとすれば、それは1社よりも10社、10社よりも100社の方が、より多くの意義があります。そのためには顧問先を増やしていかなければならない。そうすると、「うちはこれだけをやります」というのは違うかなと思うのです。「助成金だけをやります」「障害年金だけをやります」と一つの分野に特化すれば、効率が良くなって、営業的にはすごく良いかもしれないのですが、なるべく間口を広く、色々な相談に乗れるようにしていきたいですし、あまりこちらから決め打ちをしないでいきたいと思います。そのうえで、コツコツと顧問先の件数を増やしていって、先程お話した理念を実現していけたらいいなと思っています。
最後に趣味についてお聞かせください。
 趣味というほどのものではありませんが、なるべく体を動かすようにしていまして、気分転換のために毎朝ラジオ体操をやっています。実は、ラジオ体操指導員の認定を受けているのです。毎朝6時半に近所の公園に行ってラジオ体操をして、その後ウォーキングするというのが日課になっていて、これが私の元気の素になっています。
 社労士の仕事は、トラブル解決や悩み相談などストレスの多い仕事だと思います。最近では、ストレスチェックも新しい業務に加わってきましたが、社労士がストレスで倒れる訳にはいきませんから、職員にも「まず私たちが元気でいよう」と話しています。社長を元気にする仕事の私たちは常に元気じゃなきゃいけないわけですから、運動するなどリフレッシュして仕事に望むということは、絶対必要なことだと思っています。
 元気がない、疲れ切った顔で「一致団結して」と言っても説得力がありませんからね。

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